猫の歯肉炎の初期症状は?治療や抜歯手術の費用やその後は?

猫の病気の中で歯肉炎というものがあります。

うちの猫も歯肉炎になり、ステロイド注射や抜歯手術を経験したので、それを基に書いていきたいと思います。

今回の記事では、猫の歯肉炎の初期症状は?や、治療や抜歯出術について

そして抜歯手術後の猫の様子を書いていきます。

最後までお読みいただくとありがたいです。

目次

猫の歯肉炎の初期症状は?

猫の歯肉炎の初期症状はどんなものがあるのでしょうか?

我が家の猫が歯肉炎になった際の初期症状を書いていきたいと思います。

長女猫

我が家の猫の歯肉炎初期症状

  1. 食べる量が減った(でも食べたそう)
  2. パウチ類は食べる(でも細かに砕けたもの)
  3. カリカリを食べてる途中で突然止める
  4. カリカリを食べてる途中で口の辺りを手で掻くような行動を取る
  5. カリカリを食べてる途中で突然唸る(怒ってる?)

特にうちの歯肉炎猫は、パウチよりカリカリの方が好きだったので

「これはおかしい」

と思い、病院に連れて行きました。

そして見事に歯肉炎の診断を頂きました。

やはり口の中に何かトラブルが起こっている、何かの初期症状だという予想は当たったのです。

以上が、猫の歯肉炎の初期症状についてでした。

猫の歯肉炎の治療は?

猫の歯肉炎の治療にはどんなものがあるのでしょうか?

我が家の歯肉炎猫の受けた治療について書いていきたいと思います。

まず歯肉炎と診断を受けた日、痛みを抑えるステロイド注射をしていただきました。

これは1ケ月程度は持ちます。

「が、根本的な歯肉炎の治療ではありません」

そして、このステロイド注射を繰り返し打つことのデメリットとして、糖尿病を挙げられました。

糖尿病、大変な病気です。

罹患した猫にとっても、飼い主にとってもストレスになる。

もし、糖尿病になってしまったら長期に及ぶ治療の覚悟はしますが、わざわざなる必要はないだろうと考えました。

そして、歯肉炎のステロイド注射治療は今回限りにして、次の治療の準備をすることにしました。

以上が、猫の歯肉炎の治療は?についてでした。

猫の歯肉炎による抜歯手術の準備は?

猫の歯肉炎による抜歯を決断し、すぐに手術の予約を入れました。

その日から40日過ぎくらいだったので、もしかしたらステロイド注射効果が切れ、歯肉炎の痛みが出てる頃かもしれません。

ちょっとかわいそうですが、その間に猫の抜歯出術の準備をします。

どんなことをするかというと、

長女猫

体調管理

やはり手術するとなると麻酔等を使うので、それがとても大事です。

風邪をひかせない!(冬でした)

もし鼻水やくしゃみが出る等があっても連絡くださいと言われ、とにかく猫が寒くないように努めました。

また、ワクチン注射の時期でもあったので、それも受けました。

とにかく体調万全で、歯肉炎による抜歯手術で受けるというのが課題でした。

そしてどんな手術でもそうですが、前夜から絶食(水はOK)でした。

数日前からステロイド注射効果が切れてきていたせいか、食はあまり進んでいませんでした。

その頃は歯肉炎猫に謝っていましたね。

「ごめんね、もう少しの辛抱だから」

そして無事、抜歯手術当日が迎えることができたのです。

でももし、当日受ける血液検査の結果によっては抜歯手術を受けることはできません。

検査結果が出るまで待合室で待機。

数値的にもOKが出ました。

あとは先生を信じ歯肉炎猫を託したのでした。

以上が、猫の歯肉炎による抜歯手術の準備についてでした。

猫の抜歯手術の費用は?

猫の抜歯手術の費用についてです。

私の住んでる地域は地方なので、おそらく良心的は金額だと思います。

先生が仰った抜歯手術の費用は7万円~8万円位でした。

あとは麻酔の量で変わってきますとの事。

自身で調べたネット情報の猫の抜歯手術の費用とは数万円違いました。

高ければ良い、安ければ悪い

それはないと思います。

やはり猫の命が掛かっているので、

長女猫

飼い主と先生との信頼関係だと思っています。

犬や猫の手術って、侮れないです。

ちょっとトラウマがあるので…。

結局、抜歯手術の費用は8万2千円ちょっとでした。

皆様の地域の猫の抜歯手術の費用はどれくらいですか?

私も知りたいです。

以上が、猫の抜歯手術の費用は?についてでした。

抜歯手術後の猫のその後は?

抜歯手術後の猫のその後はどのように過ごしているのでしょう?

はい、一言で言うと

長女猫

とても元気です。

手術をしていただいた先生からは、

「ご飯をポロポロこぼすとは思います」

とは言われました。

それくらい全然いいです。

猫がそれについてストレスにならなければ。

でも猫が歯がなくなったことに慣れるまで、私たち人間もいろいろやりました。

すりこぎやコーヒーミルでカリカリを細かく砕いたり、小さめの粒のカリカリに変えてみたりと。

結局、猫の方が歯が無いことに慣れていき、小さめのカリカリを食べることに落ち着きました。

思ったほどカリカリも飛び散っていませんでした。

抜歯した11本(犬歯1本含む)

歯は11本無くなったんですけど、猫の順応性も素晴らしいと思いました。

きっと歯肉炎の痛みの方が辛かったんだと思います。

人間も歯や歯茎が痛いと我慢できないですからね。

とにかく抜歯後の猫のその後は、元気です。

以上が、抜歯後の猫のその後は?についてでした。

猫の歯肉炎と抜歯手術まとめ

猫の抜歯手術をするにあたり、先生は無理に推し進めることはしませんでした。

先述した

「ステロイド注射は根本的治療ではないです」

「ステロイド注射を続けると糖尿病になる可能性があります」

長女猫

結局、この言葉を聞いて即決しました。

先生が無理に抜歯手術を推し進めなかったのは、やはり費用が掛かるということもあるかとは思いますが、

いちばんは飼い主の考え方に託すということでしょう。

もし歯肉炎猫が高齢だったらどうしたか?

体力のない猫だったらどうしたか?

ここでまた結果が分かれるとは思います。

幸い、体力的にも年齢的にも問題なく手術が受けられるということで抜歯手術を受けることができました。(体力もあり当時年齢は8歳)

※お話やアドバイスは10年程通院している動物病院より参照させていただいています。

最後までお読みいただきありがとうございます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

10年間で紆余曲折あり現在⑥猫と暮らしています。
私なりの猫情報をお届けしていくので、猫言。(ねごと)をよろしくお願い致します。

コメント

コメントする

目次